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いわきにあるもの ないもの

いわきにある 嬉しいこと ・ 楽しいこと は、何でしょう? また、いわきにないものがあって、困った経験は?
困ったときはどうしていますか?

この度、NCWC(いわき転入女性の会)のメンバーの方に いわきにあるもの、ないものに関してお話を伺いました。
≫ NCWC ( いわき転入女性の会 )のホームページはこちら

メンバーの皆さんは、ご主人の転勤等のご縁で いわき市民に仲間入りされた方々です。 山の暮らしをされている方、海の暮らしをされてる方 両方にお出で頂き、いわき暮らしで思うところを、めいめいに話して頂きました。

温泉 ・ 人情 ・ 自然 ・ 田畑 ・ 空 ・ 星 佐藤 八重子さん
佐藤 八重子さん(60代)
いわき歴5年
本屋 ・ 美術館
日頃はガーデニング、畑仕事を楽しんでいます。地域の行事にも積極的に参加していますよ。
ないものに関しては・・・
東京に行った時に、本屋 ・ 美術館に立寄るようにしています。 また、本はカタログショッピングを利用しています。 車が運転出来ないので、歩いて行ける範囲では 訪れる場所は少ないですね。でも、満足はしています。
程々の人情 ・ 病院への送迎の車 郷家 昌子さん
郷家 昌子さん(50代)
いわき歴1年
車 ・ 施設
地域に慣れる為に、働きには出ず、主婦でいます。けれどたまに、民宿でのアルバイトをしています。色々な方と知り合い、助けられて暮らしています。
あるものに関しては・・・ 押し付けではなく、自然に挨拶してくれたり、話しかけられたりして 「よそ者」ではない対応に、嬉しく思いました。 病院の送迎車は、バスの本数が少ないので、助かりますね。
ないものに関しては・・・ 車は田舎暮らしに必需品だと言われましたが、海を見たり、 山を仰いだり、色々自然を楽しみながら自転車を走らせています。 これから先、老化で弱くなりつつある足腰にも良いかな、と 頑張ってペダルを踏んでいます。 また、中高年が集えるような場所が、近くに欲しいですね。 軽い体操や、料理教室等企画して頂いて、気軽に参加出来る場所があれば嬉しいです。
日帰り温泉いろいろ 山田 むつみさん
山田 むつみさん(40代)
いわき歴4年
デパート ・ おしゃれなスポット
小学校で、読み聞かせやベルマークのボランティアをしています。
ないものに関しては・・・
そこに出掛ける時があるまでは、我慢・・・
豊かな自然 ・ 温泉 伊藤 和美さん
伊藤 和美さん(30代)
いわき歴10年
科学館 ・ 本屋 ・ 図書館
NCWCの代表です。子育て中につき、地域の子供会活動などしています。
ないものに関しては・・・
インターネットを利用しています。

― 都会になく、いわきにあるものって何でしょう?

伊藤さん:
「自然です。あと、晴れの日が多いですよね。本当に、雪も降らないですし。」
佐藤さん:
「そうですね、やっぱり緑です。以前は東京に住んでいましてコンクリートのジャングルでした。何をするにも便利でしたけど、やっぱり緑はなかったんですよ。いわきは土の香りがします。」
山田さん:
「いわきは山と海が一度に楽しめるところが良いです。温泉もあるし。親戚がいわきに遊びに来たとしても、2、3日のうちに全部まわれちゃいますからね。」
郷家さん:
「新鮮な海の幸もありますよね。やっぱり断然、(都会のものとは)美味しさが違う。それに近所の方がおすそ分けしてくれるから、ほとんど買ったことがないんですよ。」

― やはり、いわきは海、山両方の自然があり、その恵みとして食べ物も美味しいですよね。他には?

郷家さん:
「人情っていうんでしょうか。近所の方々には、本当に支えられている、という感じがします。」
佐藤さん:
「お互いの気持ち次第ですよね。地域のことが最初は分からなくても、自分から積極的に声を掛けていけば、皆さんもすんなり受け入れて下さると思います。」

― いわきにないものって何でしょう?不便に感じていることはありますか?

佐藤さん:
「バスがありませんね。土地を購入する時、ここにはバスが通りますから、と不動産屋さんに言われたのですが、一日に3本くらいしか通らないバス停で。それも今では無くなりました。」
郷家さん:
「交通機関が及ばない部分では、病院への送迎車は有難いですね。また、田舎暮らしには車が無いと不便と言われていますが、車は主人の分だけで良いと思って、私は自転車で楽しんでいます。車だと見過ごしてしまう景色なんかも、晴れの日にちょこちょこ右、左と観ながら楽しんでいます。」
佐藤さん:
「あと、本屋がないですよね。こちらに来た時、近くの本屋が潰れてしまって。」

― そうですね。本屋さんが近くにないのが残念なのは分かります。

伊藤さん:
「複合的なことが体験出来るものが、少ないと思うんですよ。例えばどこか博物館へ行ったとしても、何度も通うという性格のものではないですから、一度行ったら行ったきり、になってしまいますよね。よく通えるような施設があればと思います。」

― いわきにも色々体験出来る場所はあるんですよ。しかし、こちらにこられた皆さんは、少ないと感じられるんですね。
≫ 生涯学習に関わる様々な施設や講座・教室・サークル等をご紹介するページはこちら

山田さん:
「年間を通して企画されているイベント等があるのでしたら、もっとPRして欲しいですね。いわき市はちょっと足りない気がするんです。例えば、いわき市文化センターのプラネタリウム。あの外観から、あの建物は何だろう、と思って、ずっと不思議だったんです。でもプラネタリウムだと分かって、私はとっても嬉しかったんです。ただ、こちらに来たばかりの時は分からず、宣伝も少ないので、知る機会になかなか巡り合えなくて、残念でした。でも、そういうものがあることを知れば、みんな喜ぶと思うんです。」

― なるほど。いわきでずっと暮らしている我々にとっては、文化施設等は子供の時からあるものなので敢えて説明や、宣伝が必要なもの、という意識は薄いのかも知れません。ちょくちょく通えるような活動場所が、広く知れ渡れば良いですね。

郷家さん:
「あとは、せっかくのきれいな海に、大きなゴミまで捨てられていて、とっても残念。」

― いわきに「あるもの」として、皆さんから「自然」が挙げられていますが、その自然を守る意識を、いわき市民全体で、もっと高めていかなくてはなりませんよね。
いわきでは環境をテーマとしたイベントが催されていますが、そこでは、貝殻やガラス瓶の破片など、海に漂流していた物を使ってアートを表現した展示物を観ることが出来るんです。
≫ シーボーンアート展 ( 小名浜国際環境芸術祭 )
海岸に漂着した物の観察をすると、貝殻、海藻、流木等から、空き瓶、プラスチックの破片等、人間の活動により生じた人工の物まで見られるそうです。海から生まれた(シーボーン)物、即ち海に漂流している物を観察することで、海の現状、人の活動が及ぼす影響を認識することが出来ますよね。
いわきの自然を、いつまでも、いわきに「あるもの」と言えるようにしていかなくてはなりませんね。

皆さんのお話から、改めて、いわきに「あるもの」の大切さ、「ないもの」の改善点が明確になりました。
NCWCの皆さん、貴重なご意見ありがとうございました。
(2007.3)

 

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